2020年秋冬季以降の内視鏡検査体制について

COVID-19感染は日本では今夏は落ち着きを見せ始め、安堵した雰囲気がありましたが、一方で世界的には実は全く予断を許さない状況にあって、そしてこの日本でも残念ながら第3波と考えられるような感染状況になりつつあります。

当院では2020年4月には、感染状況と日本消化器内視鏡学会の提言に基づき、検査体制を大幅に縮小、制限を設けておりました。ただし、そのような風潮の中でも検査体制の遅れにより救えるものが救えなくなる事態が生じてはなりません。そんな中、"with Corona"として進んでいかなければならない時代になったと考え、当院では十分な感染対策を講じたうえで内視鏡検査の施行を夏ごろより再開しました。

2020.11.9現在、内視鏡検査を受けていただく除外基準を以下の通りとしています。 

①感冒症状や 37.5℃以上の発熱
②2週間以内の濃厚接触歴
③2週間以内の感染多発地域への渡航歴
④持続する強い倦怠感や息苦しさ
⑤明らかな誘因のない味覚・嗅覚異常
⑥明らかな誘因のない下痢や悪心嘔吐等の消化器症状

なお、患者様自ら体調のチェックシートへの記入を検査前1週間程度確実に行っていただくことは継続して行っておりますのでご協力お願いします。

また、受診当日の胃カメラ検査、電話予約による胃カメラ検査について、過去に受診歴や検査歴がある、または明らかに安全性が担保出来て必要性ありと判断できる場合、当日検査可能と判断することがあります(ただし午前のみ)ので、お問い合わせください。 

また、今後の感染状況によっては予告なく体制を急遽変更することがありますのでご了承ください。 

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