よくある質問

堀胃腸外科へよせられた質問

胃腸に関する質問


最近、「鼻からの胃カメラは楽にできる」と聞きました。どうなんでしょうか?
経鼻用胃カメラはいままでの経口胃カメラと比べて非常に細く、この細さのために、鼻から挿入することが可能になりました。鼻から入れる事によって、舌の奥や喉の奥などの「おえっ」となりやすい場所に胃カメラが当たりにくくなるのです。
胃カメラで鼻からと口からはどう違うの?
鼻からですと圧迫感・嘔吐感がなりにくく、気持ちの上でも楽に受診できます。
口からですとカメラが大きい分、より鮮明に内部を映し出せ、細部まで確認できます。
また、麻酔をかけて苦痛をなくす方法もあり、どちらのカメラがよいかも医師と相談いただけます。

胃ガン検査・大腸ガン検査で要精検といわれてしまいました。
検査で引っかかったことを受付で言ってください。受診の際は送られてきた検査の結果の紙を必ずお持ちくださいませ。
「痛い」などの不快な症状がないからといって、決してそのままにしないでください。



ピロリ菌に関する質問


ピロリ菌って何?
ピロリ菌は、ヘリコバクターピロリ菌とも呼ばれ、胃の中でも活動できる菌です。日本では年齢とともにこの細菌を持っている人が増えます。40歳以上では4人中3人は保有者という報告も出ています。
ピロリ菌からどんな病気の原因になるの?
ピロリ菌によって分解され、できたアンモニアが、胃や十二指腸の粘膜を傷害し胃炎や潰瘍を引き起こすと考えられています。研究者の中には胃癌や胃リンパ腫の原因にもなっていると主張する人もいます。
くり返し潰瘍になる、治らないという方はピロリ菌が原因かもしれませんので、検査をおすすめします。

ピロリ菌はどうやって感染するの?
人の口から口へ感染します。幼児期に母親がかみくだいた食べ物を子供に与えるなどで感染するケースが主です。ピロリ菌に感染しても病気になるとは限らず、感染しているからといって神経質になる必要はありません。
ピロリ菌に感染しても治るの?
胃から除菌することができます。
ピロリ菌を胃から除菌すると、一度治った潰瘍はほとんど再発しないこのという報告がされており、現在、欧米では胃潰瘍、十二指腸潰瘍治療の際には潰瘍の治療とともにピロリ菌を除菌してしまう治療法が始まっています。

ピロリ菌検査ってどうするの?
検査にはいくつかあります。内視鏡検査、血液検査、尿検査などを複合して検査します。
また除菌できたかどうかは呼吸を調べてわかります。(※空腹時に行います)検査用の薬を飲む前・飲んだ後の吐く息で調べます。



薬に関する質問

家族や友人にお薬をもらって飲んでもいいですか?
自分に処方された以外のお薬をもらって飲んだり、人にお薬をあげたりするのは絶対にやめましょう。副作用など、思わぬ事故の原因になります。
後発品(ジェネリック)への変更は可能ですか?
処方したお薬を医師の指示により後発品(ジェネリック)に変更することも可能です。ご相談ください。

肛門科に関する質問
初めての肛門科受診。オシリの診察どうやるの?
基本的なオシリの診察は診察台に左横向きで寝ていただきます。看護師がバスタオルを掛けますので、それからズボンないしスカートと下着を膝くらいまで下げて膝をお腹のほうへ曲げてもらいます。医師が表面麻酔の効果のあるゼリーを使用し触診となります。
生理中です。オシリの診察は止めたほうが良い?
大丈夫です。出血がどうしても気になる方はタンポンを使用していただいても良いかもしれません。生理中だからといってオシリの症状があるのに我慢してしまうほうが後で大変になることもあります。ひどくなればなっただけ治りも悪くなりますので受診してください。
痔の日帰り手術はできますか?
複雑な痔瘻、および内痔核(いぼ痔)で切除が必要な場合には、日帰りで行うよりも、入院で手術を受けた方が治療効果は良好と思われます。とはいえ日帰り手術でも有効な場合もありますので、医師が判断し適切な治療を紹介させて頂いております

その他質問
保険証は診察のたびに必要でしょうか?
保険証は毎月一回確認させていただいております。
定期的に受診されている方も毎月の最初の来院時に保険証、各種資格証(有効なもの)をお持ちください。また、就職・退職などで保険証が変更になったときはすぐにお知らせください。健康診断など、保険診療の対象外になる場合もありますので、詳しくはおたずねください。

認定医、専門医、指導医とは何ですか?
医師はそれぞれ自分の専門分野を持っています。 認定医、専門医、指導医とは、学会がその分野における知識、研究成果、経験等に一定の基準を設け、学会によっては試験をクリアした医師に認める一種の資格です。 これらの資格は医師のその領域の専門性を見極めるひとつの指標となるでしょう。
食事はとらずに行ったほうが良い?
採血希望があったり採血する可能性のある方(例えば慢性的な症状があっても今まで検査をしたことのない方)は食事をとらずに、もしくは食事をとった時間から3時間はあけて来院してもらったほうが良いです。
また胃症状のある方(痛みや吐気などが著明)は症状により胃カメラの検査となることもありますので当日の朝から水分も食事もとらないで受診してください。

※食べずに受診されても症状と予約状況で後日胃カメラを予約していただく場合もありますのでご了承ください
※血圧を下げる薬を朝飲んでいる方は少量の水で薬を飲んできてください

セカンドオピニオンとは?
患者さんが現在治療されている病院での診断や治療方針について、他の病院の医師に意見を聞く。というものです。

例えば 1.「手術が必要です」といわれて、本当に手術以外に治療方法はないのか別の先生に聞いてみたい
2.「あなたの病気は○△□病の可能性が高いです」といわれて、本当にそうか別の先生に聞いてみたい。
3.「もう何の治療方法もありません」といわれてしまったが、他に手立てはないのか希望を捨てたくない。
といった場合などの相談をお受けしております。
また、他の病院の紹介についてもご相談ください。



その他
当院への意見はどこに?
当院へのご意見、ご質問などおありでしたら、こちらのメールまでお寄せください。
hori.ges.clinic@gmail.com
今後への貴重なご意見として参考にさせていただきたいと思います。

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