マルチスライスCT

被爆量の少ないCT

無理なく検査を受けていただくために、クラス最速の0.75秒スキャンにより、患者さんの息止めの時間が短縮されます。 低線量でも高画質、高精細画像が得られるシステムで診断に大きな力を発揮します。

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CT検査の多様性

CT検査は多様な用途で撮影を行い診断に役立ちます。
デジタル空間認識技術にて対象領域を記録し画像を構築します。通常の定期検査はもとより、緊急検査にも効力を発揮し、低侵襲性と迅速性で外来での診断率向上に寄与します。
ここでは当院で行われているCT検査の結果のごく一部をご紹介します。

例1)胆石症の術前検査
造影剤などを用いることにより構造の立体構成などが描出が可能となります。

dic-ct.jpg DIC-CT画像

この画像は胆石症患者において胆のう摘出術を必要とする場合に、術前に胆のう管の走行状態を確認するための術前情報を得るために行った3D構築像です。

例2)悪性リンパ腫と診断
腹部違和感訴えて、消化器疾患疑い及び検査希望で来院されましたが、受診当日に行った腹部CTにて悪性リンパ腫を疑いました。この患者さんは直後、連携病院である兵庫県立がんセンター血液内科へ紹介させていただき、まさに大細胞性B細胞性悪性リンパ腫と診断され加療、寛解し、現在も元気に過ごされています。

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例3)癒着性の腸閉塞と診断
嘔気と腹痛を訴えて来院されました。受診当日に行った腹部CTにて過去の外科手術に基づく腸閉塞であると診断しました。この患者さんは連携病院である加古川中央市民病院へ紹介させていただき、保存的に軽快されました。

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例4)胆嚢癌と診断
胃カメラ検査希望の際にスクリーニングとして腹部超音波検査を行いました。胆のうに不整な隆起病変を認めたため、腹部造影CTを行い、胆嚢癌と診断しました。この患者さんは連携病院である兵庫県立加古川医療センターへ紹介、院長も手術参加しその後軽快、現在も元気に過ごされています。

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