B型肝炎・C型肝炎
B型肝炎・C型肝炎とは
B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎はC型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで起こる肝炎です。これら肝炎ウイルスは通常の細菌感染とは異なり、細胞核内に取り込まれるためウイルスの排除は基本的には不可能です。
肝炎になると肝臓の細胞が壊れ肝臓の働きが悪くなり、発熱、黄疸、全身の倦怠感などが主な症状として出てきますが、自覚症状が出ない場合もあります。ともに慢性化し放置しておくと、肝硬変、腹水貯留、胃食道静脈瘤の出現およびそれに伴う出血、脳症、そして肝細胞癌に進行する可能性が高くなります。
慢性肝炎の治療法
B型肝炎、C型肝炎ともにウイルスの駆除が必須です。現在ではB型肝炎、C型肝炎それぞれ対しての治療ガイドラインが策定され、これらのガイドライン・アルゴリズムの則り治療が進められています。
当院では基幹病院でのウイルス駆除療法が完了した患者さんのフォローアップを、採血や画像チェックなどで行っておりますので、遠方で通院など困難などの場合、ご相談ください。