内視鏡検査は条件付きで行っております。

新型コロナウイルスの感染は、現在も感染の第二波が来ているとされ、収束の糸口も見えておりません。

先だって、日本消化器内視鏡学会は4月5月には不急の検査を延期するよう勧告する旨が発布されまていました。当院でも内視鏡検査を一時延期していましたが、6月より上部も下部も内視鏡検査を、一定の基準を設けて再開しています。

内視鏡検査を受けていただく除外基準としては以下の通りとします。

①感冒症状や 37.5℃以上の発熱
②2週間以内の濃厚接触歴
③2週間以内の感染多発地域への渡航歴
④持続する強い倦怠感や息苦しさ
⑤明らかな誘因のない味覚・嗅覚異常
⑥明らかな誘因のない下痢や悪心嘔吐等の消化器症状

これらの除外基準をパスした方についてはさらに以下のお約束をお願いいたします。 

・これらの症状に対して、患者様自ら体調のチェックシートへの記入を検査前1週間程度確実に行っていただくこと。 

・潜在的な感染者の咽頭反射による飛沫感染予防対策として、 患者様の頭部へのシールドをさせていただくこと。

・鎮静剤使用の方については過鎮静状態となることが予想されるため、検査終了時には解毒剤の静注をさせていただく。

・覚醒が得られた後も自動車運転などには意図せぬ意識消失を招く恐れもあるため、必ずバスやタクシーなどの公共交通機関、または第三者による送迎によりご帰宅いただくこと。 (※これは警察庁からも指導要綱が出されおりますので、やむを得ない事情のある方には覚書等の署名をお願いする場合があります。)

以上の基準で再開します。 これらの条件に合わない場合、検査当日に中止の判断をさせていただくこともありますのでご了承ください。

なお、これらの基準を設けています関係上、これまで受診当日の胃カメラ検査を行っておりましたが、現在は誠に勝手ながらお受けしておりません。心苦しいところではありますがなにとぞご理解くださいますようお願いいたします。 

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